友愛医療センターは沖縄県の南部、那覇空港から車で約12分の場所にある高度急性期病院です。開院40年目となった2020年8月に現在地へ移転し、新設された救急外来や入退院サポートセンター、がん化学療法センター、そして手術室や各病棟に薬剤師を配置し積極的に業務を行っています。以前より、当院は多職種間の垣根が非常に低く、当たり前のように病棟をはじめとした院内の至る所で多職種間でコミュニケーションを取り、ディスカッションを行いながらチーム医療を実践しています。先を見据え次世代の高い臨床能力と感性豊かな人間性を兼ね備えた病院薬剤師の育成に取り組んでおり、院内でのCODE BLUE発生時、重症患者対応及び緊急患者発生時には多職種と共に薬剤師も現場に駆け付け、多職種間で連携を取りながら緊急時対応を実践しています。新卒薬剤師は半年間、セントラル業務での基本的な業務を身につけ、1年目の後半からは病棟での臨床薬剤師業務を行っていけるような教育プログラムとなっており、1人前になるまで先輩薬剤師がサポートしていく体制となっています。専門認定薬剤師取得者が多数在籍し、認定薬剤師取得に向けて実践的なサポートに関しても対応しています。
病院勤務薬剤師ですが有給休暇取得率は100％を以前より維持しており、長期での旅行等の休暇取得にも対応しています。また、男性の育児休暇取得は複数名で取得実績があり、育児休暇後の時短勤務にも対応しています。ライフプランとキャリアプランの両立を目指し、バランスを保ちながら、年間計画とPDCAサイクルを回していくことを目指しています。