当院は、国立病院機構東海北陸グループの呼吸器疾患（結核を含む）に関する中心的施設として高度な医療を行っています。また、脳神経・筋疾患（神経難病）、脳血管疾患（脳卒中）に対する専門的な医療を提供するとともに、名古屋市内の急性期病院やかかりつけ医と連携し、リハビリテーションを中心とした連携医療の中核を目指している病院になります。
当院薬剤部では、全病棟に薬剤師を配置しており入院時の持参薬鑑別から退院に至るまで、患者さんに対して有効で安全な治療が提供できるよう日々患者さんに近いところで業務を実施しています。また、栄養サポートチーム、感染対策チーム、褥瘡対策チーム等のチーム医療にも積極的に参加するなどさまざまな業務を行っており、医師、看護師はもちろん、他のコメディカルとも風通しのよい関係が構築されているため、患者さんに対して非常に細やかな薬学的ケア・介入が実践できることが特徴です。さらには、臨床研究を通じた学会発表などにも積極的に取り組んでいます。
基本的に残業はなく、17時15分以降は個々の薬剤師が自由に時間を過ごしていますし、先輩薬剤師に遠慮せず帰宅することもできます。平日時間外や土日祝日は交代制で電話当番があることと、宿直勤務が2か月に1回程度の頻度で回ってきますが、当直勤務はありません。また、ほとんどの職員が年10日以上の年休を取得していますし、土日、祝日とも組み合わせて長期の取得も可能にしています。産休・育休もしっかり取得できる環境も整っています。