黒沢病院は保健、医療、福祉の統合をめざし、健診・ドック、外来・入院・透析、介護、健康増進事業など、各種医療サービスを展開しています。「良質な総合医療サービスの提供」を経営理念とし、地域社会に根差した必要とされる医療を提供しております。
　病院機能評価、ISO9001認証、プライバシーマーク認定、人間ドック・健診施設機能評価、働きやすい病院評価認定、健康経営優良法人「ホワイト500」など、各種認証を取得しており、患者様への安全で良質な医療の提供のみならず、良好な職場環境を維持するうえで職員の健康保持・増進も重要と考え「ホワイト500」に取組んでいます。

　私達薬剤部は、「薬に関わる事にはすべて薬剤師が関与する！」を最大のモットーとし、病床数130床に対し総勢14名の薬剤師で日々以下の業務に取り組んでいます。
　【入院業務】2012年4月の制度開始当初より病棟薬剤業務実施加算の算定を開始し、調剤、注射調剤、注射剤ミキシング、医薬品情報管理、医薬品管理、TDM、血栓溶解療法（t-PA療法）の投与設計、チーム医療への参画（感染制御チーム、栄養サポートチーム）等、薬に関することには可能な限り積極的に関与しています。また、薬を使用しているすべての入院患者様を定期的に訪問し、薬剤管理指導を実施することで、患者さんの全身状態、薬物療法の効果、副作用発現の有無、服用状況等の確認はもとより、小さな訴えも聴取し、薬剤師の観点から医師へフィードバック、処方提案等することで、より良質な医療の提供、そして、医師、看護師等の負担軽減にも寄与できるよう日々奮闘しています。
　【外来業務】外来受診された全ての患者さんの電子カルテ内を薬剤師が確認し、処方箋の整合性等をチェックした後に院外処方箋を発行しております。他、患者様の他院での服用薬を鑑別し医師への情報提供、抗がん剤のミキシング、インスリン自己注射指導、禁煙外来など、幅広く活動しています。